義歯とは無から有を生ずるもので一部の人工臓器を創るものでなかなか難しい技術である
義歯研究会の目的
■以前、自分の歯があった頃のように 何も考えずに痛くも無く食べられるものは何でもよく噛め、コツコツと噛む事により頭蓋骨を刺激し、脳の血流・脳波を良くし、ボケを防止でき、又、正しい噛み合わせを回復し、姿勢を正しくし、快適な人生を送る事が出来る義歯を作る事。
義歯とはからを生じ、現在残っている歯・顎骨を失わないように設計・製作・調整体の一部の人工臓器を創るものでなかなか難しい技術である。
■義歯にはいろいろと制約の多い保健の義歯と進歩して歯科医学の枠を極めた義歯とがある。

型採りをして義歯を作り、口の中へ入れて噛めるということは

■口の中の粘膜。顎骨の状態が非常に良い人
■義歯とはこんなものだと諦めている人
■少々痛くても感じない人
■偶然のまぐれ以外に考えられない

噛める義歯はまず不可能でしょう

噛める・いい義歯作りとは
■義歯作製の理論が理解できる
■口腔粘膜の状態・顎骨の状態がわかる
■義歯の材料の物性がわかる
■患者本人の訴えをよく理解している
■義歯製作の設計・技工士への指導と監督・調整がができ義歯に対する感性がそなわっている歯科医師と組まなければ何も考えずにもって生まれた自分の歯のように何でも噛む事が出来る義歯は作れないでしょう。(良い義歯にあえた確率は非常に少ない)
 
 
噛めない義歯とは
■歯---何処からみても、触っても噛み切れそうになく上下的に平面に近い
■床---小さい 

            
食物が噛み切れない
上下の義歯床に力がかかり過ぎる
食物がらくに噛み切れない
義歯床に対し上下に力がかかります

食物がらくに噛み切れて上手く逃げる
義歯が上下に安定
噛み切れない、痛い、義歯が左右上下に動く
こんな義歯を入れていると顎骨が吸収または廃用萎縮を起こしレントゲンを撮ると顎骨の無い人が多い。顎骨が無くなれば無くなるほど噛みづらくなる。

噛めない・痛いと言う人は義歯を外してよ〜く見て下さい

修正前後比較(噛み合せ面)   修正前後比較(粘膜面)   不適合な義歯
不適合の義歯

床の大きさ 床が小さいと
■噛み合わせの力を受けるのが小
■痛い
■動く

理想的に噛める義歯
■歯---何処から見ても、触っても噛み切れそうに歯を作ってある。


■床---床は理論的に大きい。(大き過ぎず、小さ過ぎず、丁度が良い)(生理学的空隙におさまる)
■噛んでも動かない。
ようするに食物が噛み切れて顎骨・粘膜に力がかかりにくい。床が大きくて咬合圧を受ける面積が大きい。(受ける力が大きい・しっかり噛める。)

■上下理想的な義歯を入れると床が大きく見えて気持ち悪く見える人でもデンチャースペース(義歯の入る生理的な隙間)に入れば見た目とは違う。(患者さんは大きく見えると気持ちが悪いような気がするのである。)(大きくなく、小さくなく、丁度いい大きさ)義歯を入れてみると大きく感じない。

床面積小               床面積大    
噛んで痛く 左右に動き不安定 大きすぎて周りの粘膜が痛い
丁度良い大きさの床
周りの筋の圧力より義歯は左右に安定
(丁度良い大きさの床)

床(台)の面積は?
床(台)は口の中に入る範囲で出来るだけ広く。
今までの咬合面(噛みあわせの部分の面積)は根の部分の面積の広さ、上の大臼歯の根は3根あり、下の大臼歯は2根あり、その根の面積全部と入れ歯の入る場所の2倍の面積が必要となります。
入れ歯の床の2倍の面積になるとお口の中に入らないと言うことになる、口の中に入る範囲で広く作り、噛み合わせの面積を狭く、又、噛み切れるようにして、床にかかる力が小さくなるように作るのです。
上顎の大臼歯 下顎の大臼歯
上顎の大臼歯 下顎の大臼歯


【例えば】
100kgのお御輿を100人(床)で担ぐとすれば入れ歯の面積が半分とすると50人(床)で担ぐ事になり大変です。だから100kgのお御輿を50kg以下にしなくては噛めません。
そこで床の広さを咬合圧の関係をその人なりに計算しなくては噛めません。床(台)を狭く作られた義歯、又患者さんが床を小さくしてくれと望む患者さんは姉歯建築と同様に自分の歯・顎の骨を早く駄目にしてくれと言っているのと同じです。入れ歯の型採り、そして義歯は簡単に出来るものではありません。
義歯研究会の入れ歯の作り方
1.型とりは仮義歯により粘膜調整しながら自然体の型採りをするから大きくなく、小さくなく丁度の大きさの型をとる
  
2.義歯の高さはいいろな基準で高さを決定し、高くなく、低くなく。(低くなるとシワが目立ち 姿勢に影響する)  

3.前歯は一本一本のその人の個性に合わせて並べ、臼歯は噛む事はもちろん噛み切れて、横揺れしないように並べる

4.出来上がった義歯はコーブルバランサーと言う器具で調整しているから義歯は横揺れせず安定している

5.出来上がった義歯の粘膜面裏側には生体用シリコーン(コンフォート)を使用する。(板の上に正座しているのと座布団を敷いて座っているのとの違いに近い)

 当義歯研究会の義歯を使用している患者さんは総義歯でも部分義歯でも何も考えず・痛くなく、よく噛めると大変喜ばれている。義歯と言うものは今までは義歯とはこんなものかと諦めていたが治せば本当に噛めるものですね、と言う患者さんの言葉である。

義歯がのっかる粘膜(歯ぐき)の下の顎の骨は指で触るとまっすぐつるっとしたものばかりではなく、
指で触ると切れそうで尖っている部分がたくさんあり硬い義歯床であれば、動いたり、圧が掛かったりすると痛い所が出来てくる。それを助ける為に世界中で粘膜裏装材を開発しているのが良いものが出来ず今使用している生体用シリコーン(コンフォート)の粘膜裏装材
(裏装材料)が世界的に優れているものである。

生体用シリコーン総義歯 生体用シリコーン部分義歯 生体用シリコーン部分義歯
アタッチメント義歯 アタッチメント義歯  

現在使用している義歯が噛むと痛い、いくら調整してもらっても治らないのでよけいに市販の裏装材を使用する事になり、使用している殆どの人の顎骨は痛ましいくらい、吸収している。
粉末状・クリーム状・ペースト状は一時使用はよいが、クッションタイプのものは使用する事により顎骨がなくなり、皆さんが大変お困りの様子です。使用目的を知らず結果知らずだから使用しないようにして下さい。

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